シンポジューム・地域を記録する(03/17)

3月17日(土)、神奈川県民センターで、シンポジューム・「地域を記録する~デジタルアーカイブ~」が開催され、栄区での活動を発表しました。

栄区でのデジタルアーカイブ                          栄区 藤田幸子 1) 活動の概要 活動内容、 まずは栄区を知るために、栄区民のためのポータルサイト「夢ネット・栄」を http://syonets.com/ 協同作成しているメンバー55人に呼びかけ、栄区の写真を収集していくことにしました。 メンバーから写真を募集するといっても、まず、自分で撮ってアップしていかなくては 協力してもらえないことは、今までの活動経験からして明らかで、まず、私が歩いて写真を撮り、それを写真アップが便利なウェブツール・NOTAに「栄区百景」を設置して、 http://syonets.com/nota2/group/sakae-archives/ 「栄区百景」として編纂していくことにしました。 撮った写真をNOTAにアップして簡単な説明を入れて、タイトルも入れてページに作成して、メーリングリストのメールでメンバーに報告し、皆に見てもらうことから始めました。 徐々にメンバーから写真がアップされ、いたち川の流れに沿っての写真が集まり、 ★いたち川が自然を残しながら整備されている ★住人が散歩やジョギングしたり、子どもたちが、めだか取りや絵を描いたりしていて、  区民の憩いの場になっていることに気付きました。 ★NOTA上の一連のページを見ることで、まだまだ残されている自然に気付き、栄区の良さを知ったという報告もありました。 そこから、関心は神社、寺、公園、行事などへ広がり、写真を撮ってアップして、各ページ作成がなされていき、NOTA上に「栄区百景」という栄区の写真アーカイブがある程度完成しています。写真数:447 場所、栄区全般 期間、2006年7月29日から3月23日現在 資料、いたち川散策マップ、栄区歴史散策マップ 収集データ、1.オンライン上では、ウェブツールのNOTAにウェブページとして全ファイルを掲載       2.オフラインでは、写真も入った全ページをHTMLファイルとして保存       3.栄区百景の情報を入力した栄区のGoogle Maps         http://syonets.com/map.html       4.テーマ別にPhotoStoryに作成 2) 成果(発見、気づき) ★ まず、今回のデジタルアーカイブ編纂にかかわることで、栄区を見直すことができたのが何よりの収穫です。 ★NOTAの活用 利用したウェブツール・NOTAは写真のアップが簡単で、テキストも好きな位置に入れられ、編集が他のツールに比べて簡単なのが、栄区百景をこれだけ充実させられた要因です。 また全データがNOTAというウェブページ上に残されているのは貴重なことだと思います。 このNOTAはFlash版で、そのままではオフラインに残すことができませんが、HTML版も同時作成されて、それは名前を付けて保存すれば、全ページを保存できて、オフラインで見ることができます。 ★GoogleMapsとの併用 GoogleMapsで、自分用の地図を作成できることが分かって、栄区の地図を作成して、百景の場所を印し、吹き出しに項目、所在地、できれば写真、そして、NOTAのページのURLを入力して、NOTAとGoogleMapsを連動させることができるようになりました。 ★フォトストーリーの活用 NOTAにアップしても沢山の写真では見難いのと、何ページにも分かれているので、纏めて、フォトストーリーに作成することで、テーマの特徴をよく現すことができました。 繋がり、広がり 栄区の歴史研究会「六人会」が発行している小冊子の中にある豊富な資料を、六人会提供と記入して使わせていただけることになりました。 3)課題(今後の取り組み) 1. メンバーに自由に掲載してもらったため、タイトルが重複しているページもあり、そこは纏めて、もう一度編集し直します。 2. 写真収集を優先したため、解説、説明が不十分なので、メンバーの協力で各ページに説明を補足していきます。 3. 検索できるツールを考えます。 4. これからさらに検討した方が良いと思われることは、 栄区百景として取り上げるシーンが、これだけでは十分ではなく、これからの活動の中で、グループのメンバーと話し合いながら、原点に戻って、さらに発見に努めていきます。 5. その手掛かりとして、栄区の歴史研究会「六人会」が発行している小冊子にある豊富な資料の中で、まだ収集できていない場所を歩いて、写真を撮り、ページ作成していきます。 6. 更に地域の古老と目されている人たちを探訪して「聞き取り」を行なうことになりました。老人会、自治会連合会とのコンタクトを考えてみるのも有益ではないでしょうか。資料提供者の写真なども付けて編集出来ると「地域ぐるみ」の編纂となり、アーカイブの普遍性・権威性も増すと思います。 地域の方の協力を得るには、自分たちの仕事を見てもらう必要があり、現在完成しているNOTAファイルを提示できるのがありがたいです。 7. アーカイブの表現形態としては、現在のデジカメ写真だけでなく、 セピア色の写真をスキャンしたもの、あるいは、絵の上手な人のスケッチもあっていい。パソコン絵画も。 8. 栄区で実際に活動しているグループを栄区百景の中で紹介して、協力していくことになりました。 まだ走り始めたばかりで、これから、どのように発展していくか楽しみです。